服飾専門学校で身につくもの

ファッション業界で将来働こうと思ったら、まずは服飾専門学校に通うことが第一でしょう。
都内に数校の服飾専門学校があり、地方でも主要都市に学校はありますが、通うのであればなるべくファッション発信地である東京の学校に通い、最新のファッション事情を把握しながら学ばれることをおすすめします。

では具体的に服飾専門学校を卒業した人たちはどんな進路を辿っているのか、見ていきたいと思います。

服飾の専門学校では、入学時に全く知識がない状態で入られる方と、ある程度知識を持った状態で入られる方の2種類に分かれます。どちらが有利ということはありませんし、全くない状態でもしっかり勉強すれば卒業時にはファッション業界で働いていける状態まで成長することはできます。しかし専門学校は週5日、日中みっちりと勉強することになりますので、足りない知識やスキルといったものは空き時間で補い、自分でフォローしていかないとついていけなくなります。専門学校は職業塾に近いような場所ですので、学校に通い始めたらほとんどの時間をファッションに費やしていくような覚悟で入学しなければなりません。
一方、よく比較されるのは服飾学科のある大学ですが、大学は学術機関ですので、必ずしも仕事につながる知識やスキルばかりが身につくわけではありません。自分で服飾について研究し、どちらかと言えば服飾の博士になるような方向で勉強していくことになります。ファッション業界へのアプローチというものはたくさんありますので、一概にどちらがいいということは言えませんが、現場でバリバリ働いていきたいのか、ファッションに関する広い知識を身につけて活躍していくかはそれぞれの希望によるでしょう。

服飾専門学校に入学してくる生徒の多くはファッションデザイナーやパタンナーといった花型の仕事を目指されます。他にもテキスタイルデザイナーやファッションプランナー、またスタイリストやプレスアシスタントといった仕事もあります。どの仕事もファッション業界の中枢的仕事で、憧れの仕事でもあります。ネームバリューに惑わされずに自分のやりたいことが何かをよくわきまえた上で仕事を決めましょう。

もちろんファッションの世界は服を作ることだけではありません。ファッションビジネスを学んでメーカーなどの企業でバイヤー等の仕事をこなして働いていく人もいて、服飾の流通への深い理解とロジックが必要になってきます。こういったことも服飾専門学校で学ぶことができ、第一線で活躍するプロの講師から実際のファッション業界事情を聞きながらよりリアルな勉強をすることができます。
ファッション業界で自分がどうなっていきたいか、入学前に最低でもこのビジョンだけは立ててから入るようにしましょう。

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